英語

ビジネス英語を楽しく学ぼう!アナと雪の女王、Let it goから学ぶ重要表現3選

英語の学習、皆さんはどのようにされていますか?TOEIC受けてみる、教材を聞き流す、オンライン英会話・・いろいろありますよね。

もちろん英語を学ぶ目的だったり、一人一人のライフスタイルや性格によっても、最適な方法は異なってきますが、一番大事なのは「継続できること」ですね。

私がお勧めする学習法の一つは、「好きな洋楽を作って、完コピする!」というものです。このとき、何も見ず完璧に口ずさめるようになるのはもちろんのこと、意味も完璧に理解することが大事です。

そこで、ビジネス英語歴12年の私が、気まぐれにチョイスした曲の中で、どんな文法や言い回しを学ぶことができるか、説明していきます。
今回は、

です!!しっかり練習すれば、初心者の方でも比較的早く完コピできるのではないでしょうか。最初にこの曲を紹介するのは、アニメやディズニー、子供向けの曲でも十分にビジネス英語につながる文法や言い回しが学べるということが伝えたかったからです。では早速3選説明していきましょう。

1、関係代名詞

関係代名詞は、英語を学ぶにあたって最も重要かつ、見抜くのが難しい文法です。この曲の出だしに、いきなりこの表現が使われています。

“The snow glows white on the mountain tonight
Not a footprint to be seen

この水色の部分、関係代名詞どころか、受け身表現も入って説明したいことだらけ!笑
本トピックは関係代名詞なのでこちらに絞って解説します。お分かりですかね?

“to be seen”が、”footprint”を説明しています。
関係代名詞は直前の名詞を詳しく説明するものですが、”to be seen”というのは、一言で「見える」と訳しても良いですが、より正確に意味合いを書くなら、「(景色として自然に)人の目(視界)に入る(見える)」そういう感じを出すために、わざわざ”footprint”を主語にして受け身を使っています。

あれ?関係代名詞って、”which”とか、”that”とか入ってるんじゃなかったっけ?
と思った方はいらっしゃいますか?
残念ながら、実際に実践で英語を使っていくと気づくのは、

悲しいお知らせですね。だからこそ、この方法で省略されている事にもどんどん慣れていきましょう。
全体を直訳すると、”Not”がついているので「(見える、目に入る)足跡が無い」
となります。

実際は、その前の文章”The snow glows white on the mountain tonight”が、「今宵雪が山に白く降り積もっている」から繋がってくるので、
「足跡一つ見えない」
「足跡すら見えない」
といった意訳をしても良いと思います。

2、let+人+動詞

これもめちゃくちゃビジネスで使う表現です。結論から言うと、
「人を動詞させる」
と言う意味になります。

“Don’t let them in, don’t let them see”

直訳すると「彼らを入れてはいけない、彼らに見せてはいけない」となります。
話のストーリーを知っている方はわかると思いますが、エルザが自分の魔法を隠すのに、魔法のことを知らない他人を、自分の部屋に入れたり魔法を見せてはいけない。
そんな意味で使われてます。

その他、どんなシチュエーションで使えるかというと、
“Please let me know if you find solution.”
「解決策が見つかったら、私に知らせてください」

“Let me see the new model”
「新しいモデルを私に見せてください」

“Let me think about that”
「私に考えさせてください」
このように、「人」に自分を入れたら何かをお願いする「私に…させてください」と言う表現になります。結構、これ使えるので私も乱用してます。

3、It’s time to…

最後に、これもめちゃくちゃ便利です。
「(今が)…するときです」といった感じ。

“It’s time to see what I can do”
「(今が)私に何ができるか見せるとき」
“What I can do”という表現もいいですね。これは1、で紹介した「関係代名詞」の仲間、「関係副詞」という文法です。”I can do”が”what”にかかっています。
今回は深掘りしませんが、この1文もぜひ覚えて自分のものにして頂きたいです。

まとめ

いかがでしたか。今回取り上げたのは3つですが、他にもまだまだ紹介したい文法が山ほどあります。今後も紹介していきますね。
ポイントは、何度も聞いて聞いて、意味調べて、出来たら各文章に含まれている文法まで理解した上で完コピすることです。
そのため、何度聞いても飽きない本当に好きな曲を発掘するのが大事になります。本当になんでもいいです。また、何曲も完コピする必要もありません。
2曲、3曲とかでも、かなりの情報量を吸収することが出来ます。

慣れるまでは英語の勉強は苦痛かもしれませんが、なるべく楽しく学んでいきましょう。