あなたはレーシックに興味はありますか?
「興味はあるけど、踏み出せない」という方も多いですよね。
私は、2021年6月にレーシックを受けました。本日2024年12月なので、約3年半が経っています。改めて、私がレーシックを受けた感想とデメリット、また、一点認識していなかった危険性と後悔があったのを、共有したいと思います。
この記事の内容
1.私がレーシックを受けた理由
2.レーシックを受けた直後の感想
3.デメリット、あまり知られていない危険性と後悔
4.3年半経った今の状況
1.私がレーシックを受けた理由
まず大きなデメリットとして壁となるのが、①金額が高い、②自分の目に後戻りできない加工を加える、という抵抗感ですよね。
①はよく、現在の年齢と、メガネやコンタクトにかけるお金を天秤にかけよと言われますよね。こちらは各自計算してみると良いと思います。
②これはどうしようもないので、この恐怖を上回るメリットが自分にあるか、です。私の場合、以下がメリットでした。
1.旅行先で、コンタクトを我慢して長時間使わなくて良い
2.朝目覚めた瞬間から「視界クッキリ」へのあこがれ
3.伊達メガネやサングラスを楽しめる
あとは
・身近な友人がレーシックやって絶賛してた
・コロナ禍に入り、手術のタイミングが調整しやすくなった
・もう30代後半になるので、年齢的にも老眼になる前に楽しめるラストチャンスと思った
以上により私はレーシックを受けることに決めました。
2.レーシックを受けた感想
レーシック手術自体の詳細は本記事では割愛しますが、レーシックを受けた当日は正直ぼんやりした視界です(ちょっと白くかすんだような?)。
そして翌日目を開けると、視界クッキリ。おそらくこの瞬間が、レーシックを受けた実感を最も感じ、感動する瞬間かと思います。
しばらく、見える感動と、メガネやコンタクトがいらない楽さがたまらなかったです。最初のうちは「やって良かった」と心から思っていました。
3.デメリット、あまり知られていない危険性と後悔
しかし、異変を感じたのは3ヶ月後ほどでした。レーシックを受ける際に、説明されることの一つとして、「ハロー・グレア」という現象があります。
ハローとは、光の周りににじんだ輪が見えること
グレアとはどライトが眩しく見えること
私の場合、スターバーストという光が放射状に伸び眩しく見える症状も相まって、光がぼやける+放射状に伸びる+眩しい の3重苦、一言で言えば夜は光がまともに見えず、外灯が重なっていると放射状に伸びた光も重なり、真っ白になります。周りのものが見えません。
この現象は術後どうしても起こり、3ヶ月ほどで消える、との説明でした。しかし、私の場合3ヶ月たっても、6ヶ月たっても、消えてくれることはありませんでした。半年検診や1年検診で症状を伝えましたが、「何でかわからない」「ドライアイだから?」「気のせいでは?」とか言われました。
正直治す技術が無いのでしょう。こんな適当なことを言われながら(最大手のクリニックです)月日が立ち、涙の成分の目薬だけ出されて終わりました。
4.3年半経った今の状況
結論、3年以上たった今もハロー・グレアは治りませんでした。いまでも夜になると外灯はぼやけ、星や月もぼやけてしか見えません。
一番支障があるのは夜やトンネル内の運転。車のライトやトンネル内の電灯がぼやける+光が放射状に伸びてしまうため、交通量の多い対向車線は行き先が真っ白で見えなくなり地獄です。少し視線を外しながら出ないと進行方向が直視できない状態で、正直怖いです。おそらく一生治りません。
一方で視力の方は3年たった今もキープしており、メリットがあるのも事実です。
総じて、メリットのほうがやや勝っておりますが、このようなハロー・グレアが治らないリスクが有るというのは知っておきたかったです。どこの病院も説明しないでしょうし、情報も出回っていないでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。病院が言わない、あまり知られていないレーシックのデメリットや危険性も知って頂きたいと思い、実際の体験記として参考までに記事にしてみました。
ハロー・グレアが治らなかったのはとても悲しいです。「治らないこともある」というのは知っておきたかったし、後悔しています。
夜やトンネルの運転は毎度恐怖ですし、星や月がきれいに見えなくなったのも悲しいです。イルミネーションなんて、何がなんだか分かりません(笑)
でもメリットもたくさんありますので、決して「レーシックやめとけ」というつもりはありません。私の症状はかなり少数派かと思うので、そういうリスクもあると知った上で、検討してみてはいかがでしょうか。