このたび転職活動でバタバタしており久しぶりの投稿となりました。
今回、受けたのは10社にも満たなかったのですが、実に多くのパターンの適性検査と出会いました。そう、適性検査はSPIだけでは無いのです!めちゃ苦労しましたが、せっかくたくさん体験できたので、準備・対策方法も合わせて紹介したいと思います!
この記事で紹介する適性検査、4選はずばりこちら↓
- SPI
- GPS
- クレペリン
- SCT
1.SPI
【どんなテストか?】
これは知る人ぞ知る、解説する必要もない最も多く使われている適性検査ですね。
中学〜高校レベルを中心とした言語(国語)、非言語(数学)、英語と、性格検査があります。殆どの企業は英語は実施しておらず、言語(15分)、非言語(20分)、性格検査(30分)の3部構成(65分)が一般的です。
【対策】
私が実際に行った対策方法としては、SPI対策本を購入してざっと解いたと同時に、以下のような無料で練習問題ができるサイトやアプリ↓を使いました。
https://spi.careermine.jp/articles/spi-test-time
注意としては、これら対策だとマークシート(記号を選ぶ)方式ばかりですが、実際は非言語テストは実際の回答(数値)を入力させるテストもあります。なので、カンで答える事ができませんので、そういう想定もしておきましょう。
【アドバイス】
とにかく時間配分が大事です。幸い、SPIは対策や練習ができるので、各設問を時間内に解く練習をして、時間に追われるプレッシャーの中で冷静に問題を解いていく練習をしましょう!
2.GPS
【どんなテストか?】
こちらは、ベネッセが制作している適性テストで、思考力を測るために考案されたものです↓
https://www.benesse-i-career.co.jp/gps_business/feature/
思考力テストは3部構成となっております。
1部音声 2部音声+画像 3部長文読解 全35問で約45分になります。※2025年6月から短縮化される予定
ここに、企業によってはSPIに近い基礎能力(言語・非言語)と、性格診断も一緒に受けさせるところがあります。
【対策】
残念ながら、こちらはかなりマイナーなテストになり、書籍においてもネット上においても、対策ができる環境はほとんどありません。
一応私はSPIの長文問題をやったり、推論を何問かといたりしましたが、正直あまり対策にはなってなかったと思います(笑)
【アドバイス】
実際に受けてみた感想としては、冷静に受けていればきっと答えられる問題かと思います。一見覚えていないような数学の知識が必要な問題もありましたが、問題をよく聞いていればわかるかも知れないので、諦めないでよく聞いて下さい。
1と2は時間内で回答しなければいけず、前の問題には戻れない仕様になっています。3は順番に答える必要ないので、時間配分を見てなるべくすべて答えるようにしましょう。
3.クレペリン
【どんなテスト?】
こちらは、「何だこのテスト!?」と思いましたが、立派な心理テストだそうです。
https://mynavi-agent.jp/dainishinsotsu/canvas/2021/01/post-424.html
ひたすら並んだ数字を足し算した答えの、1の位だけを書いていきます。
【対策】
こちらは、事前に「クレペリンテストを行います」と言ってくれる企業はほぼないでしょう。知らない状態で受けることで正しい結果が出るものですから、対策はしないのが基本です。
【アドバイス】
早く解ければ良いというものでは有りません。仕事の処理の仕方や集中力の傾向を測るようなテストのようなので、しっかり体調を整えて頭をスッキリした状態で望みましょう。
4.SCT
【どんなテスト?】
こちらも、心理テストの一種のようです。
https://sanyokai-clinic.com/kokoro/pl-test/271/
このテストを受けたのは大手企業でしたが、応募した部署に必要な適性を持っているかを測られるようです。
【対策】
こちらは答えのある能力検査ではないので、特に必要ないでしょう。どんなテストか知るために、上記のようなウェブサイトを見て、何問か見ておけば十分です。すぐ思いつかない問題は後回しにしながら行えば、時間的にもそれほど厳しくありません。
【アドバイス】
こちらはあくまで性格を読み解き、応募している職種に合う・合わないを見るためのものです。決して何かの優劣を決めるものでは有りませんので、素直に思いつくものを文章にしていきましょう。
まとめ
いかがでしたか。
企業が受けさせてくる試験や検査って、こんなに種類があるの!?て、転職活動をやってみて初めて知り、対策や調査に苦労しながら挑んできました。
できれば、統一してもらいたいものですね(笑)
これから就職・転職活動頑張る人、実際今頑張っている人の少しでも役に立てればうれしいです。