JRのEX-ICカードはご存知ですか?興味はあるけど、使い方やメリットが良くわからない・・という方も多いのではないでしょうか。
東海道新幹線を1年に一定回数以上使用するなら、とても便利でオトクなカードです。今回は仕事でほぼ毎週のようにEX-ICカードを使用する筆者が、このカードの魅力と、よりお得に使用するためのひと手間を伝授致します。
EX-ICカードとは
こちらのカードを持っていると、新幹線をスマホから予約でき、いつでも何度でも予約変更可能です。座席も好きなところを指定できます。また、新幹線指定席をオトク価格で利用できるのが嬉しいポイント。
また、使用方法によっては券売機や窓口に並ぶ必要なく、カードで新幹線改札をピッと通過できる・・何ともいえない優越感に浸れます(笑)
ただし、年会費が必要!
年間1,100円(税込み)
これを高いと見るか低いと見るか、ですが
例えば新大阪ー東京間の指定席特急料金は、
一般価格 5,610円
EX価格 5,120円
往復で980円オトクということです。
したがって、新大阪ー東京間で新幹線指定席に年2往復以上する方はオトク、ということになります。自由席だとあまり価格差が出ないので、自由席ユーザーにはあまり旨味がないかもしれません。
最安値での使用方法
さて、ではどうやったら乗車運賃をより安く抑えることができるのでしょうか。
ずばり、以下運賃ナビで調べましょう!
EX-ICカードを持っている方向けの運賃ナビです。↓
EX予約運賃ナビ
https://ex-ic.jp/navi/member/
EX-ICカードを持っていない方も対象にした運賃ナビもあり、少々見間違えやすいので気をつけてください。↓
EXサービス運賃ナビ
https://unchin-navi.jp/
運賃ナビを開いたら、まず発着駅と乗車日(現在曜日で新幹線運賃が異なるので、間違えないように)を入力します。
次に、駅名が複数ある場合など、駅を選ぶ画面が出てくるので、選択したあと同様に「検索」をクリックします。
次は、利用する新幹線区間と座席の種類を選びます。その後同様に「検索」をクリック。
これで運賃比較が出てきました。
何やら3つ、運賃が出てきましたね。
それぞれ解説します。
EX予約サービス
これはこのEX−ICカードの標準的な使い方。EX−ICカードで新幹線改札をピッと通過したい場合はこの乗車方法です。
この場合、新幹線区間の乗車券及び特急券価格が含まれていますが、新幹線に乗る駅まで、及び新幹線を降りてからの区間は含まれないため、別途交通系ICカードなどで支払うことになります。
e特急券+乗車券
こちらは、ちょっとひと手間必要ですが、ほとんどの乗車パターンでこちらのほうがトータル金額がお安くなります。先程紹介した新大阪ー東京間金額(5,120円)も、このパターンで購入した際のことです。
ひと手間とは、EX予約では新幹線の特急券(e特急券)のみを購入し、乗車当日までに券売機にて発券+乗車券を別途購入する方法になります。
さらに、この方法が威力を発揮するのは、乗車区間距離が601kmを超えたとき。
なんと往復乗車券で購入すると、乗車券金額が10%OFFになります!嬉しいですね。
この長距離乗車券はまた奥が深いので、後日記事にしようと思います。
デメリットとして、安くはなりますが、新幹線改札のピッと通れる利便性はなくなってしまいます。ぶっちゃけ金額差で次第ですよね。
まとめ
いかがでしたか。EX-ICカード、気になるけど良くわからない方もいらっしゃったのではないでしょうか。とても便利ですし、使い方によっては運賃をお安く抑えられます。
また、やはりスマホひとつでいつでもどこでも何回でも予約変更できるし、座席も好きなところを選べるのが便利です。新幹線に遅延が出たり、アクシデントのときも窓口の長蛇の列に並ぶ必要はありません。
旅行好きな方、1年に何度か新幹線利用するなーという方、是非検討してみてはいかがでしょうか。