突然ですが、あなたはJRの乗車券、使いこなしてますか?具体的には101kmを超える場合の乗車券で、様々な魅力とメリットがあります。
月に数回、全国各地に出張へ出ている筆者が、JR乗車券の使い方、魅力などたっぷりお届けします。使いこなすと安くてとっても便利なこの普通乗車券、是非こちらを参考に、安く賢く移動しましょう!
JR普通乗車券
まず、ここでお話する「乗車券」とは何か、解説しておきます。
ここで「乗車券」と読んでいるのは、新幹線や特急列車は一切含まない、「普通乗車券」のことです。その中で今回ご紹介したいのは、片道101km以上の長距離になります。基本的に購入は、通常の券売機ではなく緑の券売機で購入する必要があります。また、購入は事前にすることも出来ますし、当日でも問題ありません。
今回購入方法は割愛しますが、行き先を選択するのに、遠いほど少しクセがあるのですが慣れたら数分で購入できるようになります。
乗車券の使い方
券売機で購入すると、紙チケットが発行されますので、そちらで改札を通ります。途中下車する場合も紙チケットを改札に通すと、チケットが戻ってくるので取るのを忘れないようにしてください。改札でのチケット取り忘れ、結構多いです・・!
有効期限ですが、101キロ以上200キロまでの区間は2日間。 以降、200キロごとに1日有効期間が増えます。
乗車券の魅力
1.何度でも途中下車出来る
それでは本題の普通乗車券魅力にうつります。何と言っても、この乗車券の良いところは、有効期限内であれば何度でも途中下車できるところ。
具体例を一つ挙げます。
過去こんな出張ルートがありました。
兵庫某所→名古屋→岐阜(1日)→名古屋→千葉(2日)→兵庫某所
さぁこの場合、みなさんはどのように乗車券を購入しますか?
ずばり、正解はこちら!
兵庫某所⇔千葉の往復乗車券を購入。
名古屋で一旦途中下車し、そこから岐阜へは別料金で移動。
また名古屋に戻ってきたら、乗車券の続きで千葉まで移動する。
こんな使い方ができるんですね〜。次の項目で詳しく解説しますが、実は兵庫某所⇔千葉は片道601kmを超えるため、往復で購入すると乗車券が1割安くなるんです。それに加え、途中下車が出来る普通乗車券の性質を利用すると、安く便利に移動できます。
なお、途中下車にも一つだけ注意点があります。例えば行き先が「大阪市内」となっている場合は、目的地手前でもその駅が大阪市内であれば、その乗車券の使用は終了してしまいます。これだけ少し注意してください!
2.片道601km以上だとさらにオトク!
先程触れましたが、大事なのでもう一度!
片道601kmを超えると、往復乗車券が1割安くなるのです!
上記距離だと往復で有効期限も1週間以上あるので、長期旅行や出張出ない限りは往復で購入すると、1割もオトクということになります。これ、大きいです。
台風などの影響で片道だけ使えなくなったり有効期限がきれてしまっても、フレキシブルに対応してもらえるので、安心して利用できますよ。
まとめ
いかがでしたか?通常100km以内だと途中下車できませんし、有効期限も当日限り。でも、101km以上となると、使い勝手が変わってきます。
旅行なんかでうまく使えば、一度切符を購入してしまえば色々なところに寄り道できます。距離が601km以上だとなおさらお得ということになります。
ぜひ、上手に活用して旅・出張をより充実させてください。